【映像講座】ビデオ撮影入門 第二回 撮影しよう

映像制作会社 Your Mediaがお送りする映像講座のビデオ撮影入門シリーズ 第二回です。

第二回は、実際にカメラで撮影しましょう。撮影の基本とポイントも勉強していきましょう。

第2回
本日のポイント
▶撮るだけなら簡単
▶撮影の基本は動かさない
▶大きく写したいなら、自分が動く
▶長回しをしない

撮るだけなら簡単

現在のカメラは凄くおりこうさんです。
写す対象を認識して、一番いい設定を自動に合わせてくれます。
iPhoneに至っては、録画ボタンだけ、ボタンを押してしまえば全部オートです。

おわり。いや、撮るだけならこれで終わりなんです。
それではあまりにも味気ないので、“撮影する”から“うまく撮影する”にランクアップしましょう。

iphone

撮影の基本は動かさない

ビデオ撮影の基本その1は動かさないことです。
カメラももちろんですが、ズームやパンは極力しないことです。
この撮影方法をFIX(ふぃっくす)といいます。

動かないほうが良い映像が撮れるって本当と思いますか?

本当です。カメラが凄く動くと大変素人っぽく見えてしまいます。

前半はダメな例で後半は良い例です。

どちらとも三脚は使っていません。全て手持ちで撮影していますが、前半はあえてズームやカメラを振り回し、後半は極力動かないようにして撮影しています。

どちらが、見やすいかは一目瞭然ですね。

大きく写したいなら、自分が動く

iPhoneやAndroidなどのスマホは単焦点レンズなのでズームができませんが大半のカメラにはズーム機能がついています。
ズームをすれば、写す対象は大きく見えますよね。
それは先ほど、良くないと言いました。

なので、写す対象を大きくしたいときは、自分から寄りましょう。
逆に小さく写したいたいときは、自分が離れます。
ズームを使うようになるには、まずは画角を固定で練習して慣れてからにしましょう。
IMG_7872
※ほとんどのスマホは単焦点レンズなので、光学ズームはできない。

長回しをしない

ビデオ撮影の初心者がよくやってしまいがちなのが、長回しです。
長回しとは一回の撮影で長時間撮ることです。何分以上が長回しとか定義はありませんが、1シーンが30秒続くと長いかなと感じます。
同じ映像が長く続くと人間飽きるものです。

なので、ビデオ撮影の基本その2は、10秒以上で30秒以下の映像を撮ろうということです。
編集が前提なら長回ししてもいいですが、そうでない場合は、スパスパと切っていきましょう。

【映像講座】ビデオ撮影入門 第一回 機材を揃えよう
【映像講座】ビデオ撮影入門 第二回 撮影しよう
【映像講座】ビデオ撮影入門 第三回 画角と画面サイズを決めよう
【映像講座】ビデオ撮影入門 第四回 ポジションとアングル 知識編
【映像講座】ビデオ撮影入門 第五回 ポジションとアングル 実践編

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