映像制作会社 Your Media(ユア メディア)がお送りする映像講座のビデオ編集入門シリーズ 第三回です。
第三回は、編集の流れを見て行きましょう。
本日のポイント
▶編集は料理だ!
▶編集の流れ
編集は料理だ!
料理を作るのにレシピが必要なように、動画編集もレシピがないと美味しい料理は作れません。
【映像講座】ビデオ編集入門 第二回 編集素材の3要素のプリプロダクションとポストプロダクションの項でも説明した通り、動画撮影が素材の入手であり、動画編集が料理です。
つまり、動画編集をするには素材が揃っていることが条件になります。
編集の流れ
私が行っている編集の流れは、次のようになります。
- 素材の選択
- 粗編集
- 音素材挿入
- テロップ作成
- 微調整
- カット トランジション挿入
音素材とテロップは作る作品によって変わってきます。
音がメインなら音素材は先に挿入してから動画素材の微調整し、テロップを加えたりします。
原則などないので、どのように編集しても構いません。
あくまでも私が行っている方法ですので、やりやすいように編集されたほうがいいと思います。
100人のコックがいれば100通りの味ができるように、決して正解、不正解はありません。
今まで誰も試してこなかった映像表現が評価されることもあるのです。
マトリックスで一挙に有名になったバレットタイムは、その後の映像表現を変えました。
多くの撮影や編集をしていると同じ構図やカット、編集技法に陥りやすいのです。
映像作家などは新しいこと表現をしてみたい!という方が殆どなので、人が行っていない編集方法を見つけるのも、編集の楽しみのひとつでもあります。